NASA太陽探査機  そのミッションや太陽に急接近できるわけとは?

打ち上げ

引用:https://cotayell.com

8月13日未明に、アメリカ南部フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から、太陽探査機、「パーカー・ソーラー・プローブ(Parkar Solar Probe)」が打ち上げられました。

今回は、そのパーカー・ソーラー・プローブについての情報や開発に当たって施されたされた技術、打ち上げ目的などを紹介します。

スポンサーリンク

パーカー・ソーラー・プローブはどんな探査機?

ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたパーカー・ソーラー・プローブ太陽探査機は、太陽から放出される太陽風や太陽フレアなどを観測することが今回のミッションとされています。

パーカー・ソーラー・プローブ政策時最大の課題は、いかに太陽の高温に耐えられる探査機を開発できるかということでした。そのため今回特に注目されているのは、パーカー・ソーラー・プローブが今までのどの探査機よりも急接近し、太陽についての新しい情報を得られるかということだそうです。

パーカー・ソーラー・プローブ基本情報

パーカー・ソーラー・プローブ

パーカー・ソーラー・プローブ

引用:https://blog.goo.ne.jp

大きさ… 小型車ほど

重さ… 約635kg

ミッション中は太陽の周りを7年間で24周し、太陽の表面から616万kmほどの地点まで接近する予定です。最大時速は約時速70万kmで、これは、東京から大阪まで3秒もかからないで移動できる速さだそうです!

太陽に急接近することにより、探査機は1400℃ほどの高温にさらされますが、11.4㎝の特殊な断熱シールドで守られているため、30℃程度に保つことができます。

スポンサーリンク

パーカー・ソーラー・スローブはなぜ溶けない?

100万℃を超えるコロナの中に突入するのに、なぜパーカー・ソーラー・プローブは溶けないのでしょうか?

ここでは、パーカー・ソーラー・プローブが溶けないためにNASAが行った、興味深い4つの対策について簡単に説明します。

1.断熱シールド

太陽光を反射するために白色シールドが使用されており、後部に積載されている探査機を高温から守ります。

シールド

引用:https://gigazine.net

2.高性能の自立制御

探査機の後部に設置されたソーラーリムセンサーというものが、断熱シールドが常に正しい方向を向いているように、自律的にコントロールできるシステムになっています。

センサー

引用:https://gigazine.net

3.冷却システム

探査機の内部では水が循環しており、太陽電池の中で温められた水が、ラジエターの中で冷やされるようになっています。

冷却

引用:https://gigazine.net

4.熱と温度の違い

温度は測定値である一方、熱はエネルギーの移動を表します。コロナの温度は100万℃とかなり高温ですが、コロナを構成するプラズマ粒子の密度が低いため、探査機が高温プラズマ粒子に接触する確率は低くなります。

プラズマ

引用:https://gigazine.net

なぜ太陽観測する必要があるのか?

太陽

引用:https://bgr.com

太陽は、地球から最も近い唯一の恒星であり、地球上の生命を支えている必要不可欠な存在です。よって、活発な太陽活動が、地球の周りの環境変化に影響すると考えられています。

そのような激しい太陽活動は、地球の通信衛星や通信機器に被害をもたらし、私たちの生活に影響する可能性もあります。

しかし、今回のパーカー・ソーラー・プローブによる、太陽観測で太陽フレアやコロナなどの太陽活動の謎の解明に繋がるのではないかと期待されています。

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか?

パーカー・ソーラー・プローブには、あらゆる技術が駆使されており、今まで宇宙に送られた太陽探査機の中で、一番太陽に近づくことができるのではないかと期待が膨らんでいます。

どのような新たな発見ができるのでしょうか。

本当に楽しみですね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする