ミフクラギ 沖縄に生息する猛毒な植物

木

引用:http://irimuti.cocolog-nifty.com

沖縄県、石垣市、崎枝の県道79号線沿いに生えているミフクラギ、別名 オキナワキョウチクトウという植物が観光客の間で注目を浴びています。

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ミフクラギはどんな植物?

ミフクラギ

引用:http://www3.ha.org.hk

ミフクラギは、南西諸島や東南アジア、インドや中国などの亜熱帯や熱帯地方の海岸沿いに生息している小高木です。一般的に、ミフクラギは20mほどまでに成長しますが、日本では5~6mほどのものが多いようです。

その中でも、今回、注目を浴びるきっかけとなったミフクラギの一番の特徴は、そのミフクラギの木にできるマンゴーのような実です。

ミフクラギの実は、卵型で、直径5~8㎝成長し、熟すと鮮やかな緑色から赤色に変化します。

熟した実がマンゴーに似ていることから、英語では “Sea Mango”(海のマンゴー)とも呼ばれているそうです。

そんな美味しそうな見た目とは反対に、人間を死に至らす場合もある、とても強い毒を持っているのです!

ミフクラギの毒性

ミフクラギは、実だけではなく樹木全体に毒成分であるケルベリンが存在します。

そのため、枝や葉を切るとケルベリンを含んだ白い乳液が出でき、その乳液に触れると皮膚が腫れてしまいます。”ミフクラギ”という名前も、沖縄方言の「目脹ラ木(ミフクラギ)」(目を擦ると腫れる木)という意味からきています。

また、誤って実を食べると心臓が停まり死に至る場合もあるようです。

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ミフクラギの用途は?

強い毒性を持っているのにもかかわらず、なぜミフクラギは植え続けられているのでしょうか?

ここでは、ミフクラギの過去の利用法とともに、現在の利用法について3つご紹介します。

1.ネズミの駆除

ネズミ

ミフクラギ油の原料で、ネズミ駆除用の毒団子として使われていたこともあるそうです。

特に猛毒な種子が用いられていました。

2.魚毒

魚

ミフクラギの果実の毒は、過去に漁猟としても使用されていました。

「毒流し漁」といい、ミフクラギの毒を水に流し、魚を麻痺させ、たくさんの魚を捕まえる有効な方法として沖縄でも用いられていました。

しかし、現在日本では、水産資源保護法により毒流し漁は禁止されています。

3.街路樹

木

引用:https://asamoyosi.wordpress.com

ミフクラギは、毒性があるだけではなく、塩害に強く、被害にあってもすぐに回復すような強い性質をもっているため、沖縄県ではあらゆる場所でミフクラギが街路樹として使われているそうです。

街の緑化としては有効な種かもしれませんね。

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終わりに

いかがでしたか?

ミフクラギは毒性がありますが、その強い性質を生かした利用法はいくつかあります。

沖縄県では街路樹としてよく使われているので、旅行などで行った際には、ミフクラギに注目してみるのも面白いかもしれませんね。

ただし、触れないようにしましょう!

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